「なぜゴミ屋敷になってしまうのか知りたい」
「ゴミ屋敷にしてしまう人の特徴は?」
「ゴミ屋敷になってしまった場合、どうすればいいのか?」
ゴミ屋敷を作ってしまう人は、精神的に問題がある人とされています。
ただいきなり片付けができない人がゴミ屋敷を作ってしまうのではなく、これにはしっかりとした段階があることを理解することが必要になります。
ゴミ屋敷になってしまう段階
ゴミを捨て忘れてしまった場合
まず第一段階としては、誰もが経験があるかもしれませんがゴミを捨て忘れてしまった場合などがあります。
ゴミ箱にはたくさんのゴミがありますが、毎週2回位はどの地域でもゴミを回収してくれる業者さんが来てくれます。
その日の朝あるいはマンションならばその日までにゴミ捨て場にゴミを入れておくことが必要になります。
ゴミ捨て場がありますので、そこに入れれば問題ないと言えるでしょう。
この点はマンションよりも一戸建て住宅やアパート等の方が、若干厳しい条件といえます。
ただ最近は一戸建て住宅であっても、ゴミ捨て場が設置されており完全に物置のような場所になっているところもあるため、その日の朝に出さなくても良いケースがあります。
ただ臭いの関係から、なるべくその日の朝に出してほしいと言う住民の声が上がる事は少なくないです。
しかし、いろいろな事情からゴミ捨てができない場合もあります。
例えば忙しい人で朝起きることができずその日は捨てることができない場合もあるかもしれません。
そうすると、1週間分のゴミが溜まってしまう傾向にあります。
しかしこの段階でいきなりゴミ屋敷になるかと言えばそのような事は無いわけです。
また次の週まで我慢して捨てれば良いためそれほど問題ないないと言えるでしょう。
この第一段階においては、ほとんどの人は次の週位になると部屋がきれいになっていますので、精神的な問題がある人を除いては大抵開始することができます。
何週間も貯めてしまった人
次の段階として気になるのは、やはり何週間も貯めてしまった人でしょう。
非常にルーズな人もおり、ゴミを3週間ぐらい溜める傾向がある人もいます。
ただそのような人でも、必ずしも部屋が汚くなり歩くところがなくなる位ゴミが散らかる事はありません。
基本的に散らかっているものに関しては生ごみなどはなく、お弁当の食べた後のケースやペットボトルなどが多い傾向にあります。
カップラーメンなども多い傾向にありますので、そのような人はどちらかと言えばゴミを出し忘れたことが原因と言うよりも、その羽根を言って気にしない人などが関係してくるかもしれません。
もう一つは、精神的に片付けられない病気の人も存在しています。
片付けることができない人は、根本的にゴミを捨てると言う行為ができませんので、部屋の中に捨てるしかありません。
これが繰り返されると、いよいよゴミ屋敷に近づいてくると言えるでしょう。
半年位が低下すると、いよいよ足の踏み場がなくなってしまいます。
不健康で生活が不規則になっている可能性が高い
物わかりが多くしているものを捨てないため溜まってしまうのは仕方がありません。
多くの場合、そのような人たちはお金を持っていない傾向にあります。
そして何より、不健康で生活が不規則になっている可能性が高いわけです。
なぜ不健康かと言えば、コンビニのお弁当やカップラーメンばかりを食べているからです。
ペットボトルの種類を見ても、健康的なお茶のゴミが捨てられているケースがほとんどなく、たいていはコーラや甘い炭酸の飲み物などが捨てられています。
しかも1.5リットルレベルのものが捨てられており、明らかに不健康な状態といえます。
精神的にもかなり健康を損ねている可能性が高い
そして身体が不健康なだけでなく、精神的にもかなり健康を損ねている可能性が高いでしょう。
片付けることができない状態と言うのは、自分自身の周りのことができていない状態です。
できればそのような人は精神科に通った方が良いですが、それができない状態の人もいるわけです。
家族などで住んでいる場合には、まだ家族が片付けてあげるありが病院に連れて行くといったことができるかもしれません。
ありが病院に連れて行かないまでも、病院に行ってみてはどうかと何度か説明することができるケースもあります。
そうすると、人は行かなければいけないと感じるようになることがあり、問題が解決しやすくなります。
家の外にまでゴミが出てしまっている状態
厄介なのは、家の外には出ゴミが出てしまっている状態です。
一人暮らしの年配者などによくあるケースですが、昔の家に住んでおり一人暮らしの状態だとそれだけで誰もかまってくれません。
よく会う友人などがいれば良いですが、大抵ゴミ屋敷にするような人は、そのような人もおらず孤独に暮らしています。
そうすると周りからも声がかからず、自分がどのような状態になっているかわからなくなってしまいます。
結果的に、ゴミが家の外にはみ出し通報される可能性も高くなるでしょう。
もはや、ゴミ屋敷の問題はその家の問題ではなく地域の問題の1つと言えるかもしれません。
まとめ
地域が協力する社会になればこのような問題をすることができますが、現在の日本はまだその点は未成熟となっており、これからの大きな課題といえます。
課題大国日本ならではの独特の出来事と言えるでしょう。