80歳でも元気に暮らすための秘訣を大公開

「80歳を超えても元気で暮らしたい」
「おばあちゃんに長生きして欲しいと思っている」
「80歳で元気に暮らす秘訣を知りたい」

日本は2000年に、当時の政権が超高齢化社会の突入を宣言されました。
以前の1980年代頃までは日本人の平均寿命は72歳となっており、先進国の平均値と同等でした。
ところが1990年代以降になると、その寿命がどんどんとのびていき、2000年には男女で80歳をオーバーするに至りました。
アメリカやイギリスも長寿大国と呼ばれていましたが、そのなかでも日本は吐出をしているほどです。
今後は長生きをしつつ、健康を保つことに重きを置かないといけません。
この健康寿命をいかに長く保てるのかが、人生の大きな課題といっても過言ではないでしょう。
2021年現在で、80歳以上の高齢者の数は約1500万人を記録しました。
毎年10万人ずつ増加をしており、2025年には全人口の約40パーセントにまで迫る勢いです。
そこでここでは、80歳をオーバーしても元気に過ごすためのコツや、おすすめの食べ物・運動についてご紹介をしていきます。

参考書籍:あと20年! おだやかに元気に80歳に向かう方法

病気をしないということが前提

まず元気であるためには病気をしないということが前提となるわけです。
日本人の40歳以上の70パーセントが何かしらの持病を持たれていることが、厚生労働省の調査で明らかとなりました。
特に三大成人病といわれる糖尿・高血圧・ガンを患っている方が多く、厚労省では2010年から40歳以上を対象にした特定検診を義務付けるに至ったほどです。
毎年1回必ず受けないといけないため、多くの方が今現在のご自身の健康チェックをすることができます。
生涯、なにも病気をしないで人生を歩むという方は非常に少ないですが、ガン・糖尿病のような慢性的な疾患以外であれば、さほど寿命に大きな影響を与えません。

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毎年しっかりと検診を受けて現在の体調をしっかりと管理をする

元気に過ごすコツとしては、毎年しっかりと検診を受けて現在の体調をしっかりと管理をすることにあります。
そして年齢を重ねると自然と運動神経・筋力も低下をしていきます。
人間はまず足腰が最初に衰えやすい傾向なので、適度に運動をすることも大切です。
若いころのようなハードな筋トレを無理におこなうと、身体を傷める原因となります。
ウォーキングや軽い水泳などが80歳以上の方にはおすすめので、週2回のペースで実施をしてみましょう。

毎日口にする食べ物も大切

そして健康を作り出すには、毎日口にする食べ物も大切です。
高齢になると胃が小さくなるため、あまり食欲が進まないという方も少なくありません。
そして食べ物の好みも若い時代とは大きく変わるので、ヘルシーなものしか口にしないという方も多い傾向です。
若いころは肉やジャンクフード・または菓子パンなどを好まれていた方も多いものでしょう。
ところが60歳を境にして、魚などしか口にできないという方もたくさんいます。
タンパク質を摂取するという点では、魚をたくさん食べるのは良い傾向です。
しかし、足腰に筋肉をつけたい場合は、必ず脂質も必要になります。
牛肉や豚肉の赤身を1日最低でも50グラムは摂取をして、健康維持に努めることも大切です。
おすすめの食べ方としては、ヘルシーな蒸し煮が良いです。
鍋にお肉を入れて軽く酒を入れて蒸すことで、余分な油を取り除くことができます。

1日おきにパンを食べるのもおすすめ

また毎朝白米を食べられている方も80歳以上では多い傾向ですが、1日おきにパンを食べるのもおすすめです。
この場合のおかずはウインナーや目玉焼きとなるため、必然的にタンパク質と肉の両方をバランスよく食べられます。
そして体重を落とさないということも気を付けないといけません。
女性の方だと1日1000キロカロリー以下しか摂取をされない方も多く、低体重となる恐れがあります。
体重が減るということは骨の密度も大幅に下がることを意味します。
避けるためには適度に間食をして、摂取カロリーを増やすことです。
昨今ではスーパーやコンビニで手軽にスイーツを購入できる時代となりました。
おすすめは菓子パンで、1個あたりで約500キロカロリーを摂取できる優れものです。
毎日10時と3時の2回に1個のあんぱんやジャムパンを口にすれば、成人女性ひとりの理想的な1600キロカロリーを補給することができます。

アルコールは飲み過ぎると肝硬変などを発症する恐れがある

男性の場合だと、年齢を重ねてもお酒を嗜まれる方が多い傾向でしょう。
元気を保つには適度なアルコールは良いのですが、飲み過ぎると肝硬変などを発症する恐れがあります。
男性も女性と同じくカロリーは甘いものから補給をすることが理想的です。
ご自身で料理ができない方も少なくないですが、その際は宅配給食サービスを活用してみましょう。
いまでは高齢者専用事業として、たくさんの宅配給食サービスが誕生をしました。
そこでは介護保険も利用料で適用をされるので、1日300円程度の負担で食事を購入することが可能です。
管理栄養士が監修をしたお料理で、摂取エネルギーもしっかりと管理をされています。

まとめ

健康的な食事ばかりとなり、80歳以上の方でも安心して口にできる食べやすいメニューをチョイスできるわけです。
食べることが基本と考えて良いでしょう。